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できないこと

久しぶりに、非日常的な空間に身を置いている。
今は、西武ドームの内野指定席。あと1時間したら西武対オリックスの試合が始まる。

僕は子供の頃から西武ライオンズファン。
高校〜大学のときを除けば、毎年5〜10試合くらい観戦に来ているのだが、
今年は後半戦に突入しているというのに、今日で2戦目の観戦。

元々、今年は3戦観れたらいいかなとは思っていた。
というのも、今年は仕事で僕自身が中心となるプロジェクトを動かしていて、
娯楽どころではない状況になることは目に見えていたからだ。

実際に、この1〜2ヶ月、ブログの更新どころか友人へのメール送信ですら、
片手で数えられるくらいしかしていないのだ。

新しいプロジェクトを進めながら、既存の事業も平行して進める。
仕事が忙しいからといって、家庭のことも疎かにはしたくない。

やるべきことが増えても、1日は24時間しかないわけなので、
思いっきり効率的にやるか、強力な協力者を見つけるか、何かを捨てるか。
いずれかから選択を迫られることになる。

今回、僕はそのすべてをやった。
効率も考えたし、外部には仲間と呼び合える協力者も見つけたし、
自分のプライベートはもちろん、睡眠時間だって捨てた。

思い返せば、人生でこれほど余裕のなかったことなんてなかった。

始発で出勤して、終電間際の電車で帰る。
布団の中にいられる時間は3時間もないのに、不安で眠れない。
眠れないと、焦って、むしろ逆に目が冴えてくる。

そんなときは、横で眠る子供の寝顔を見て、少しだけ仕事を忘れた。
早く帰って、一緒に夕飯を食べて、遊んで、風呂に入っている人がいるかと思うと、
正直、うらやましくも思った。

でも、そんなとき、
「家族は、早く帰るお前を待ってるんじゃない、必死で稼いでくるお前を待ってるんだ」
という、昔一緒に働いていた尊敬できる人の言葉を思い出し、ぐっとこらえた。



久々に、こうして自分の時間がつくれたけど、頭の中は整理し切れていない。
多分、このブログも自分自身しかわからないことを書いているだろう。

目の前で、ライオンズの選手が守備練習をしている。
1つのボールに選手全員が、集中する。
チームプレーは素晴らしいと思う。


でも、僕はどうだろう。
今回のプロジェクト、チーム一丸となって行うどころか、
気づけば、孤独に押しつぶされそうになっていた。

それでも、周囲に支えてくれる仲間がいたから、何とか持ちこたえたものの、
もう、リーダーとしてやっていく自信は、今の僕にはない。


さて、そろそろ試合が始まる。
僕のできなかったチームプレーを勉強させてもらう。

小林もとき


(本日のつぶやき  byTwitter)+++++++++++++++++++++
 
 どこかにたどり着きたいと欲するならば、
 今いるところには留まらないことを決心しなければならない。

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at 23:46, ★★★職人気質のチームリーダー, 頭の中にある氷山の一角

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今日は明日の話だけ

前回はいつ更新したのかすら覚えていない。
この1〜2ヶ月の猛暑が、僕の苦しさを代弁してくれていたのではないか。

今日、力を出し切ったと思ったら、明日は、今日以上の力を求められる。
そんな連続。まあ、そのことは整理して、後日じっくり書こうと思う。

とにかく、僕が今年やろうとしてきたことは、明日、小さいけど一つのカタチになる。
僕を仲間と呼んでくれる人たちの協力で、ここまでやってこれた。

明日の15:20、こちらをご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/shukatsu-witter?lang=ja_JP


さて、明日も頑張ろう。


小林もとき


(本日のつぶやき  byTwitter)+++++++++++++++++++++
 
 「明日から」を7回言うと1週間になる。
 「来週から」を4回言うと1ヵ月になる。
 「来月から」を12回言うと1年になる。
 そして「来年から」を何十回か言うと、僕たちは灰になる。
 一番大切なことをする日は、今日しかない。

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at 22:53, ★★★職人気質のチームリーダー, 頭の中にある氷山の一角

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「よくしていきたい」は限界を遠ざける、「よければいい」は限界を早める

行動力、カリスマ性、きちがい、相手のことを想える人…。
そんな言葉が飛び交う場に、一昨日の僕はいた。


ツイッターで知り合った学生(女性)に、
7月17日の土曜日にイベントをやるのでよかったら来てください。
そう誘われたのは、イベントの3日くらい前。

交流会という名目で誘われたので、特に心の準備をしていかなかったのだが、
集合時間の数時間前に「本日のテーマは次世代のリーダー」というメールを受信。
何やらグループワークを行うらしい。

予想外の予告に少し顔をひきつらせながら会場へ。
さらに、表情を硬直させたのは見渡す限り学生で、社会人なんていない。
思わず「社会人なんだけど大丈夫?」と受付に聞いてしまったほどだ。

ただ、その直後に、僕を誘ってくれた学生に会い、
念を押すように「社会人、本当にいいの?」と聞く。
受付に続き、彼女もまた大丈夫だと言うだが、不安は消えない。

「あの人、空気読めないんじゃないの」みたいに思われるのが怖く、
忍者のように気配を消して入り込むのだが、そんな不安を吹き飛ばしてくれるように、
「小林さん!来てたんですね!」と声をかけてくれた学生(男性)がいた。

彼はまたまったく違うところで面識のある学生、
本当に気の利く学生で「小林さん、こっちですよ」と、しっかりナビゲートしてくれる。
僕は彼のおかげで、無事に自分の居場所を確保することができた。

さて、そうして僕の座った席は、
グループワークが行えるよう8人1グループのテーブル席。

「社会人ですが、よろしく」
とりあえず、不安を取り除くためにも、自ら声を発してみた。
すると、「社会人の方に来ていただいて嬉しいです。よろしくお願いします」と
みんな笑顔で迎え入れてくれたので一安心。

そしてグループワークが始まった。
「次世代のリーダーとは」というテーマで、話し合う。

話し合うといっても、堅苦しい会議や、相手を論破するディベートと違って
ワールドカフェ方式なる形式で、20分ごとにグループをシャッフルする点、
さらに相手の話をプラスに捉えて話を進めるといった点が面白い。

最終的には、1回、2回、3回とグループを変えて話し合い、
僕は24〜25人くらいの学生と一緒にワークをしたことになるのだが、
静かな時間がないくらいそれぞれが意見をしっかり口にする話し合いの場になり、
年齢が僕と約1まわりも違う学生たちの考えに感心、感心の連続だった。


それもそのはず。
グループワーク内での会話や、交流会、希望制による全員の前での自己紹介を
聞いて驚いたのは、参加者全員が何かに猛烈に打ち込んでいる学生なのだ。

自分は今、こう思うから、こんなことをしていて、今後はこれをもっとこうしていきたい。
そういった、夢や目標や、それに向けて必要なものを、この場にいる全員が語れる。
既にカタチになっている人や、これからカタチにしていこうとしている人など、
その進捗の差はあれど、意識が高く、意志が強い。

だから、グループワークでも自分の考えを自信たっぷりにはっきりと言える。
ここで、意見が言えなければ、今自分が考えていることだって、カタチどころか、
言葉にさえできないで終わることにもなりかねない。

僕が学生の頃なんて、こんなこと思ってもみなかった。
その分、今こうして苦労を乗り越えるときに来ているのだと思う。


最後に、学生たちの話を聞いていて思ったのは、どの学生も
「社会を良くしていきたい」、「そういう活動を通し自分も良くなっていきたい」
という気持ちが人一倍強いってこと。

そして、そういう想いを持った者同士が共感し、応援や協力をしながら、
自分だけじゃできないことを実現していこうと、みんな本気で考えている。
今回のイベントで本当にいろんなことを、感じることができた。


社会に出ると、「自分だけよければいい」と自分のことを最優先に考える人や、
「これくらいでいいだろう」と最低限の努力で終わってしまっている人がいるが、
それではいずれ、何かしらの限界がくる。

だが、何かを「よくしていきたい」と思える人は、
同じように強い想いを持った人を集められるし、大きな推進力を手にできる。
推進力が大きくなればなるほど、限界は遠ざかっていく。

これをヒントに、僕もこれから動いてみよう。

小林もとき


(本日のつぶやき  byTwitter)+++++++++++++++++++++
 
 口は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。
 目は、人の良いところをみるために使おう。
 手足は、人を助けるために使おう。
 心は、人の痛みが分かるように使おう。

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at 14:15, ★★★職人気質のチームリーダー, 頭の中にある氷山の一角

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底力の底にあるもの

今日は7月11日。ということは、文字通り7月になって11日目ということなのだが、
僕のブログは7月になって初めての投稿。週1回の投稿にも及ばないとは、
普通だったら「何やってんだよ」と自分を罵りたくなる。

ただ、そうしないのは、更新がこんなにローペースになったのも、
おかげさまで仕事がたくさんあるというのが理由であって、
なにも怠けて更新していなかったわけじゃないってことにある。

実際、この2〜3週間、何度始発電車で出勤したかわからない。
土日もまともに休んでいないし、「自分の時間だったな」って思えるのは
先週と先々週の日曜日に陽炎がでるくらいの炎天下でやった草野球の2試合くらいだ。


こんなにも仕事でフル回転しているのには当然理由があって、
最近取りかかっている新規事業に関わりつつ、既存事業も走らせる必要があるから。
身体は1つでも最新かつ最深の考えるべきことがいくつもある。

手分けというか、手よりも頭脳を分けて取り掛かりたいのだが、
僕のチームも人材が豊富というわけではないのだ。人材会社が人材不足。
周囲からすれば笑い話だが、当事者としては笑っていられない現状がある。

家では嫁が顔を合わせるたびに「大丈夫?」と声をかけてくれる。まるで挨拶。
まあ、毎日0:00頃寝室に入ってきては4:00頃出て行く。
この1〜2ヵ月、寝た形跡はあるが姿はないのだ。


自分でも、「よくやるよな」って思うほど、
嫁と子供を前にしている時以外は仕事の事を考えている。

時々、友人から「何で、そこまでできるの?」って呆れたような質問を受ける。

その答え、それは1つではない。多分5〜10くらいあるんじゃないかな。
でも、その根底にある1つは、子供の頃から僕の身近なところに必死で働く人が多く、
僕はずっとそれを見続けてきたからだと思う。


今までのブログの中で、2人の伯父・叔父を紹介した。

1人は母の弟、邦宏叔父さん。定時制の高卒ながらトヨタ系のディーラーで2000台販売。
とにかく仕事が大好きで、家庭でも「あの人は家の人じゃなくて、会社の人」って皮肉を
言われるくらい仕事熱心な叔父。

もう1人は父の姉の夫、利治伯父さん。環境系メーカーでヘヴィな仕事をこなしながらも、
家庭はもちろん、僕を含めて周囲の人間に明るく楽しく接し、疲れたそぶりを一切
見せなかった前向きで我慢強く、家族想いな伯父。


そして、もっと身近だったのが祖父に祖母。さらには父親に母親。

僕の家系は、祖父と祖母の代に
和菓子、パン、ケーキを製造から販売まで手がける店を始めた。
もちろん、その当時に僕は生まれていなかったが、自営業ながら
従業員を20人以上雇用する立派な店だったという。

その後、僕の父と父の兄が店を継いだわけだが、
父の兄が和菓子、父がパンとケーキといった分担となった。

店は2分されたが、店舗は商店街に並んで軒を連ねている。
僕はその店を行き来して仕事ぶりをずっと眺めてきた。

祖父は僕が小学校に上がるまで、祖母は僕が中学に上がるまで健在で、
息子2人に店を譲っても、僕は陰で仕事を手伝う祖父母のことを見ていた。

僕はよく祖父母と話をしたが、今でも「お客さんが1人でも来てくれるなら
店を開けておかなくてはいけない」という言葉が忘れられない。

その言葉通り、定休日以外はどんなに雨や雪が降ろうとも、風が吹こうとも
店を休むことはなかったし、それどころか、先に亡くなった祖父が入院していたときだって、
休んだことはほとんどなかったと思う。
(祖母が店は休まず続けるという、祖父の意思を貫いたのだと思う)

そんな祖父母なので、孫の行事になど顔を出したことはまずない。
祖父母には僕を含め6人の孫がいたが、孫の学校に顔を出したのは、
母に聞く限り、祖母が僕の妹(幼稚園)の運動会に1度来ただけ。

しかも、父の話では祖母は和菓子の腕は一級でも、それ以外の家事はほとんどできず、
家に手伝いに来てくれていた人が家事の一切をしていたそうだ。
(確かに、僕も祖母の手料理には記憶がない)

そして、よく父は「お袋の手料理は1度しか食べたことがない」と口にする。
その1度というのが、お手伝いさんが休んだ日に、作ってくれたお弁当らしい。
不恰好なおにぎり、厚さの不ぞろいなたくあん、それだけのシンプルなもの
だったけど、父は嬉しかったという。

それでも、祖母の弁当はそれっきり。
子供よりもお客さんのためって気持ちが強い人だった。

これは僕の憶測だが、そうして店を立派にして息子に継がせるってことが、
一番息子たちのためになると考えていたのかもしれない。
それを証明するかのように、今でも昔のお客さんが、
祖父母のこと懐かしむように話す場面を目にすることがある。


僕は、店を継ぐという選択肢を選ぶことはしなかったが、
そういった祖父母の姿勢を見ていたから、お客さんのためは何があっても
とことんまでやるっていう気持ちが強いのだと思う。

また、同時に嫁や子供に、だらしないところは見せたくないとも思っていて、
それは仕事に全力を注ぎながらも、家族を大切にした伯父の存在が、
すごく影響しているなって、伯父が亡くなったのを基点に強く感じ始めた。

僕はこういった人たちに囲まれて育ち、影響を受けた。
そしてもっと身近にいた父親と母親からも、もちろん影響を受けている。
その父親と母親については、また近いうちに紹介しようと思う。


明日からの仕事も、ものすごい数の企業を訪問する予定だが、
手を抜かずに誠心誠意接していこう。

次回の更新日も約束できないけど、また読んでください。
では、また次回。

小林もとき


(本日のつぶやき  byTwitter)+++++++++++++++++++++
 
 人生は、お金、時間、人の使い方で大きく差が開く。

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at 19:59, ★★★職人気質のチームリーダー, 頭の中にある氷山の一角

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周囲を幸せにできる人

日曜日、伯父が亡くなったと連絡があった。
この伯父は、以前ブログで紹介した母方の叔父ではなく、
僕の父の姉の旦那さんにあたる伯父になる。

今回の件、「いつかは」とは思っていたが、このタイミングとは誰も想像していなかった。

というのも、話の発端は7〜8年前に遡る。

当時の伯父は健康診断の際、肺に影があると指摘され、後日精密検査を受診。
驚いたことに、診断結果は「肺がんの末期」。さらに「長くても1年」とまで言われた。
どうやら運の悪いことに、心臓の裏で進行していたため、レントゲンに写ったのが
心臓以上の大きさに肥大化したからだというのだ。

ショックを隠せない親族は悲しみを隠せない。これは誰だって当然のこと。
だが、伯父だけは違った。自分がそういう状態になりながらも見つけ出した答え、
それは、「周囲のために頑張って1日でも長く生きる」ということだった。

自分が周囲を悲します原因になっている。
逆に考えれば、周囲を喜ばす原因にだってなれる。
あの伯父だから、きっとそう考えたのだと思う。


〜あの伯父〜

僕の父は3人兄弟の末っ子で、兄と姉がいる。
実は小林家、祖父の代から自営業を営んでおり、店舗兼自宅のようなところに住んでいた。
だから、この3兄弟は家も目と鼻の先。小学校に上がる前の僕でも一人で行き来ができた。

僕は父の兄の家にもよく行ったし、同じくらい父の姉の家にも行った。
面白いことに、父の兄、父の姉、そして父、それぞれ2人の子供がいるのだが、男は僕だけ。
6人の子供がいるのに、男が1人だけということもあって、むしろ「遊びに来い、泊まりに来い」
とよく言われて、どこの家に行ってもわが子のような扱いをされていた。

このようによく遊びに行ったり、泊まりに行っていたことが
僕が伯父(父の姉の旦那さん)のことをよく知る背景にある。


この伯父に対して、面と向かって行ったことはないが、僕は伯父に憧れていた。
その理由は5つある。


まず1つ目。【スーツを着ていること】
冒頭にも書いた通り、僕の家系は祖父の代から商店街の一角を占める商店で、
小林家の親戚全員が商人(自営業)なのである。

僕の父も母も四六時中、目で見えるところで働いている(これはこれでいいことだが)。
当然、スーツなんて着ない。同じように幼馴染の親も商人ばかりで、僕の身の回りには
スーツを着た人はどこを見回しても伯父しかいなかった。

電車に乗って仕事に行く、スーツを着て働く。それはテレビの中の世界だと思っていた。
そんな、とても遠い世界と自分の世界をつなげている伯父は特別な人だったのである。


2つ目。【技術に明るいこと】
伯父は、大学(理系学部)を卒業し、環境系のエンジニアリング会社に勤めていた。
今でこそ当たり前の大卒っていうのが、当時は珍しかったし、しかも技術系。
部屋に行くとパソコン(WindowsなんてOSのない)があって、
当時ブラウン管といえばテレビしか知らなかった僕には衝撃的だった。

時々、それでインベーダーゲームをさせてもらい、保育園で自慢したことがある。
でも、保育園の友達はパソコン自体を知らない。
そんな伝わらないもどかしさ、今でも鮮明に覚えている。

さらに、僕のおもちゃが壊れたときも、目の前で分解して、どこが故障しているのかから
教えてくれ、しっかり直してくれた。壊れるってことは、それだけ使っているお気に入り
のおもちゃであって、それを直してくれる伯父はまさに神のような存在だった。


3つ目。【マメなこと】
休日といえば日曜日しかなかった時代がありました。土曜日は学校も会社もあった。
だから、身体は疲れているはずなのに、日曜日の伯父はぐうたらせず、朝から庭弄り。

伯父の家の庭には、多くの草木が生えていて、その手入れを全て自分でしている。
しかも研究熱心。例えば、つつじの花。自分の家よりも多く花を咲かせているつつじを
見つけたら、どうやればこれほどの花を咲かせるのか、持ち主に聞いて回る。
そして、それをその日から実践する。

平日も休日も、朝から晩まで。仕事であろうが趣味であろうが、目の前にある
ことに一生懸命な人でした。しかも、本当に楽しそうな顔をしている。
僕も子供の頃は疲れ知らずだったが、この歳になって、伯父のしていたことを
振り返ると、改めて「すごいなあ」って思う。


4つ目。【笑顔で感謝の気持ちを表わすこと】
「ありがとう」と「どういたしまして」。伯父を表わす言葉の中で真っ先に思い出す。
伯父は僕のような子供が話す他愛もないことにも、しっかり耳を傾けて、
それが質問であれば、真剣に答えを探してくれた。

そして、僕が「ありがとう」と言うと、笑顔で「どういたしまして」と言ってくれる。
時には伯父から「ありがとう」と言われる。それは、伯父にとって子供の考えを知れた
お礼だと言うのだ。だから、それがより一層、子供が話したくなるサイクルになっていく。

もちろん、これは子供に対してだけでなく、誰に対しても同じで、
大人同士のやり取りの中でも、人一倍「ありがとう」って言っていたという記憶がある。
「ありがとう」ってその場にいる人が、幸せになる言葉だな、って感じたのを思い出す。


5つ目。【奥さんを大切にしていること】
これは、今でも塗り替えられることのない記録というか、記憶というか…。
携帯なんてない頃、会社を出るときに電話を入れる、ご飯をおいしそうに食べる、
楽しく会話をする、伯母の頼みにすぐに取り掛かる(あれ直してなど)。

何の変哲もないように見えるけど、これを毎日できるってすごいことで、
要するに、「この時間が、この空間がいちばん楽しいんだ」ってことを
言葉じゃなく、自然と行動や動作で示している。

この時間をつくるために、大変な仕事をしてきて、
待ち遠しかったこの時間を、本当に嬉しそうに過ごす。

伯母はすぐに表情や言葉に、思っていることを出す人なので、
本当に幸せだってことが子供にだってわかる。
これが理想の夫婦なんだなって子供ながらに思っていました。


そう、こうして書き出しただけでも、
伯父は周囲を幸せにできる力を持っていたのだと思う。
それに、そうしないと自分が幸せでいれない、ってことも自覚していたのだと。

だから、今回の病気の件も、自分が周囲の悲しみの原因になっているのが、
納得いかないというか、本当に嫌だったのでしょう。

伯父は、自身の状態を知ったあと、当然大きなショックを受けながらも、
「周囲を明るくすることができるのは自分しかいない」って気持ちを切り替えたのだと思う。

それ以来、抗癌剤で治療しながら、医者だけの治療に頼らず、
「あの温泉が癌に効く」、「あの食べ物が癌に効く」と噂を聞けば、旅行ついでに出かける。
とにかく、全国各地を旅行していたと聞きます。

すると、もう自分が癌であることを忘れたかのように、元気になっていきました。
定期的な治療を病院で受けながら、あとは夫婦で旅行に行き、思い出をつくる。
そうしている間に、7〜8年が過ぎていったのです。

「長くても1年」と言われてから、その何倍も生きた。
そして、その間に、平均(もちろん数値にできるものではありませんが)の
何十倍・何百倍もの幸せを周囲に与えたに違いありません。

人というか、伯父のすごさを改めて感じる機会が、
こういう場面になってからってことが、恥ずかしく思う。

いつも、周囲の「すごさ」に目を向けながら、
自分に取り込める人間になりたいと思った、
あまりにも大きな出来事でした。

伯父、岩崎利治さんのご冥福をお祈りします。

小林もとき


(本日のつぶやき)+++++++++++++++++++++++++++++

 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
   言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
     行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
       習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
         性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

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at 08:34, ★★★職人気質のチームリーダー, 頭の中にある氷山の一角

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美味しそうな地下よりも、ワクワクする屋上

昨日の昼下がり。嫁が仕事に行っているので、子供の自転車の練習も兼ね、
自転車で10分ほどのところにある少し大きめのスーパーに行った。

そのスーパーは5階建てで、僕が子供の頃からある古いスーパーだ。
当時、ここまで大きなスーパーは珍しく、大きなおもちゃ売り場や書店、レストラン街まであり、
食品しかないスーパーと違って、行くとなるとワクワクした記憶がある。

だが、昨日の買い物では、僕の子供を見てもワクワクした素振りはない。
それもそのはず。当時と比べたら、大きく捉えれば世間一般の楽しい休日の過ごし方も、
小さく捉えればそのスーパー自体の雰囲気も、そのどちらもが変わってしまったのだ。


さて、なぜこんな書き出しとなったか。
その理由は、スーパーと先週の出来事に変な共通点を見つけたことにある。

スーパーに入り、子供と一緒にエレベーターに乗る。
何度も来ていることもあって、何階に何かあるかわかっている。

「2階は男の人の服でしょ、3階は女の人の服でしょ、4階は・・・」
僕ら以外、誰も乗っていないエレベーターで子供が自信満々に言っていたが、
最後に、「ねえ、パパ。5階の次にあるのって何?」と疑問文があった。

視線を上げると、そこには「R」の文字。
つまり、屋上である。

僕が子供の頃、このスーパーの屋上には、
汽車まで走るゲームコーナー、ビヤガーデンのようなフードコート、
近所ではここしかないペットショップ、さらには大きなゲージにクジャクやオウムといった
鳥たちが観賞できるバードゲージまで備えてある、豪華な屋上だった。

そう、何か買ってもらうってこと以外にも、ここに来れば楽しいことがたくさんあった。
やがて、小学校に上がり、子供たちだけで遊ぶようになったときも、
何台もの自転車で行列をなし、このスーパーに乗りつけた。

ここは、そんなワクワクする場所だった。
今ではその屋上も上がれなくなってしまっている。


でも、今日はそんな淋しい話を書くわけではない。

大きく話は変わるが、僕は先週、多くの学生(主に大学3〜4年生)と話す機会を持った。
一対一で対面することもあれば、イベントで一度に多くの学生と交流することもあった。

今の大学生が、何を考えて、どんなことをしようとしているのか、
今までは「こんなことを考えているんじゃないか」、「こんなことをしているんじゃないか」
といった、イメージで仕事をしていた。

仕事、つまりは就職と採用のマッチングを考えるコンサルタントとして、僕は
大人数の学生の平均化したデータを材料に提案することをしていたのだ。

Aさんも、Bくんも平均値で処理される。
野球に例えるなら、早い人は全員盗塁ができて、
力のある人は全員ホームランが打てるということになってしまう。
さらに、野球ができれば他のスポーツは何でもできるということにだってなりかねない。

まあ、これは極端な例えだが、データでは見えてこない
学生たちのことを知る機会を持つべきじゃないかと思い、
最近、学生と会うことを積極的に行っているのだ。


結果、今まで想像しなかったようなすごい学生が世の中にはいることを実感した。
もちろん、ものすごい数の学生と接したわけではないし、接点を持つきっかけになったのも
目立つ行動をしている学生だからってこともあるだろう。

一人ひとり会った学生を紹介していくことはできないけれど、
先週会った学生、全員が目の前で起きている当たり前のこと(現状)に疑問を持ち、
それを壊して新しくてもっと楽しいものを作ろうとしている。

接した誰もが明確に「僕は(私は)こう思っている、だからこうしたい」という意見を持ち、
それを共有できる仲間を集め活動をしている。会社組織さながら、いやそれ以上。

会社組織と違って、同じ思いの人間が集まって来て、さらにそれを高めあえると実感した
メンバーが中核をなす。つまり、会社組織よりもチームワークは硬く見える。

話を聞いていて驚くのは、どの学生も目標達成意識というか、究極には野望というか、
「何が何でもやってやる」って気持ちが強く、それを自信たっぷりにサラッと言うこと。
本当に感心してしまう。

そして、もっと感心してしまうのが「相手を認める力」を持っていること。
時にはライバルと思える学生にも「アイツはすごいですよ」とか、
「私の目的が達成できるなら、喜んで協力します」と、これまたサラッと言う。

恐らく、現状に疑問を持つってことは、イコール、現状をしっかり認識しているからこそ
起こること。それが、変だと思うから「変えてやりたい」となり、良いものであると思えば
しっかり認められる。これって実はすごい純粋な気持ちなのかも。

そう考えると、今ある物や流れや仕組みに対して、「そういうものなのだ」という
認識すらせずにやり過ごす人よりも、自分が感じたことを冷静に考えてみて、
意見したり行動に移せる人こそ【素直】って言うのかもしれない。

僕はこうして、自ら学生たちに接することで、得たものはすごく大きいと感じるし、
自分の存在に危うさすら感じる。同じ年齢で同じことしたら、100回やって100回負ける。

僕たち(僕と同じような仕事をしている立場にある人)は、
「最近の学生は・・・」、「今年の学生は・・・」と括ってしまうけれど、
そうじゃないってことを認識する、本当に良い機会となった。

そして、彼らを応援する、いや、彼らに協力してもらいながら、
僕たちも仕事ができれば、きっと良い結果になるんだろうなと、改めて思う。
そう思ったら、明日からの仕事が楽しみに思えてきた。


最後に最初に戻ると、子供と一緒に乗ったスーパーのエレベーター。
上へ上へと昇る動きが、「上には上がいる」と感じさせる学生たちを連想させる。

そしてまた屋上を示す【R】。
上へ上へと昇り、協力や競争をしながら昇った先には、
かつての屋上のようなワクワクするものがあるんだろうな、
と忘れていたあの楽しい感覚を思い出した。

最近、活気のある屋上はスーパーどころかデパートですらない。
むしろ、最近は【デパ地下】という言葉ができたように、地下に力を入れている。

地下の美味しそうな雰囲気もいいけど、
やっぱり、あの昇り詰めた先のワクワク感、
もう一度感じたいものだ。

小林もとき


(本日のつぶやき  byTwitter)+++++++++++++++++++++
 
 世の中のことを知っていくと、自分の無知がよくわかる。
 世の中の理不尽さに対する、自分の非力さがよくわかる。

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at 19:59, ★★★職人気質のチームリーダー, 頭の中にある氷山の一角

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つまり枝豆

前回のブログ更新から1週間、こんなに間隔を空けてしまったのは、
現在、仕事で僕のチームは新規プロジェクトの真っ只中にあり、
1に仕事、2に仕事、3に仕事って状況でブログどころではなかったのだ。


僕たちの仕事は学生の就職活動と、企業の採用活動を支援すること。

僕たちの立場から見ると、
現在、学生の就職活動と企業の採用活動は境界線がくっきりしていて、
お互いの意志疎通が図れていない。それによって応募時からミスマッチが生じている。

だいぶ以前から「入社後のミスマッチをなくす」ってことは取り上げられ、
実際に活動に落とし込む学生や企業が出てきたものの、一方で【学生を選びたい】
という理由から、たくさん応募者を集めて選考をする企業があったのも事実。

たくさん集めなくては良い人材が採れない、
たくさん応募しなくては良い企業から内定が出ない、
学生も企業も、駆り立てられるように活動をする。

その流れと、不景気が合流した今年、就職・採用活動環境は激変。
どの企業にも応募者が殺到、全員と会えるはずもない企業は、
あの手この手で学生を選別することとなった。

その結果、起こった現象。
本当に志望している学生が、企業の説明会にすら参加できない。
反対に説明会に参加した人が必ずしも志望度が高いとは言えない。

つまり、説明会に行く権利がプレミア化してしまい、
志望するしないの意志に関わらず「行かないともったいない」となる。
せっかく説明会に参加しても、本当の志望先は別の業界、別の会社。
結局、「やっぱり違う」と辞退してしまうケースも少なくない。

というわけで、この事態を何とかすべきじゃないか、と考えた僕らは
学生と企業のくっきりした境界線に、交流できる出入口をつくってみようと
昨年末から計画に着手したのである。
(そう、野球のセパ交流戦のように)


偉そうに、もっともらしく、堂々と書いているが、
実はこのプロジェクト、今までの力強い表現とは裏腹に
僕一人で始めたひっそりとした活動なのだ。

というのも、このプロジェクトは先ほどの「この事態を何とかすべきじゃないか」と
いったきれいな想いだけじゃなく、周囲からの様々な刺激や「僕はこのままでいいのか」という
自問自答、つまり僕の個人的な立場もプロジェクト誕生の裏側に存在する。
(これらは今まで書いた105話のブログに記載されているので省略)

そのため、自分への挑戦という意味も込め、昨年末から一人で動き出したのだ。
大学に足を運んだり、学生と面談をしたり、企業にそれとなく聞いてみたり、
そういえば経済産業省にも相談に行ったこともあった。


有頂天になるような意見をもらえる日もあれば、
停電のように一瞬で暗闇になるような意見を受けることもあった。
でも、そのどちらであっても、考えることはやめなかった。

常に「それなら…」という枕詞を頭の中でつぶやき続ける。
物理的障害もあったし、人的障害もあった、でも頭の中には「それなら…」がある。


じゃあ、必殺技のような「それなら・・・」が生まれたきっかけは何だったか。
それは、友達と行ったどこにでもある居酒屋の【枝豆】にあった。

いつも飲む友達に誘われ行った居酒屋。
普段と同じ集まりなので、特にこのプロジェクトで相談というわけではない。
気心知れているが、ブツブツ言うのは好きではないので、いつものようにバカ話をする。

友達が枝豆に手を伸ばし、口に近づけるが、冷凍の枝豆は皮が硬い。
押し出し方がまずかったのか、皮から出ずに中でつぶれる。

憮然とした表情で、次の枝豆に手を伸ばす。
すると今度は力が変な方向に入っていたのか、口ではない方向へ飛んでいってしまった。
もう笑うしかない。僕も友達もこんなことで笑えるのだから幸せなのだ。


そんな自らの幸せを感じたのと同時にふと思ったことがある。
それは、仕事も枝豆のようにしようということ。

枝豆は皮に入っている。
中身の豆は1つしか入っていないこともあるが、大抵は複数で入っている。
豆にとっては、他の豆と横並びで塞がっている状態。

横一線に並んだ豆から抜け出すには、圧力によって外に飛び出すしかない。
しかし、圧力のかけ方によっては、飛び出るどころかつぶれてしまうこともある。
だけど、それを怖がっていたら、皮から出ることはできない。


勘が鋭い人はわかったかもしれないが、どんな塞がった状態にも抜け出す方法はあって、
その方法には必ずプレッシャー(圧力)がかかり、正しいかけ方をしないとつぶれてしまう。
それを怖がっていては塞がった状態は抜け出せないし、成長できない。そういうことだ。

だから、今回のプロジェクト、どんなプレッシャーがかかっても、
豆の置き場を工夫して、つぶれずに飛び出す方法を考えている。
つまり、「それなら枝豆をここに置いてみようか・・・」が原点なのである。


先週は企業の訪問件数も、書類の作成数も、多過ぎってほどあった。
そのため週の半分は始発出勤と、書類を作成しながら外での夕食。
潰れそうになったけど、潰れずに飛び出す方法を考えて乗り越えた。

明日は新規プロジェクトが1つ前進する日。
学生と僕たちの交流会が開かれる。

今週も同じような忙しさの1週間になりそうだ。

小林もとき


(本日のつぶやき)+++++++++++++++++++++++++++++

 誠意や真心から出たことばや行動は、
 それ自体が尊く、相手の心を打つものです。

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目標は部長よりも武将

休日出勤の仕事帰り、オープンテラスのある喫茶店でブログを書いている。

今日はこういう状況に身を置かないと荒れそうなので、
わざわざこういうシチュエーションをつくってみた。

というのも、先週、今思い出すだけでもガッカリする発言が2つあったのだ。
いずれも、昨日話題にした新規プロジェクトの件に関係する。


発言その1 「小林さん、何か隠してないですか?」

これは、今回の新規プロジェクトにあえて加えなかったメンバーからの発言だ。
彼は唯一、僕と違ったやり方でパフォーマンスをあげられるメンバー。

新規プロジェクト一色になるのはチームとしてリスクが高い。
ならば、僕の働きかけがなくても仕事のできる彼や、
縛るよりも自由にしたほうがよいと思われるメンバーについては、
今回、新規プロジェクトに加えることはしないほうがよいと考えた。

また、彼からも「マネージャーに徹するのではなく、小林さんも営業してほしい」
という声があった。そのため自分も営業しながらメンバーを育てるには、
僕のフォローが必要なメンバーと僕自身が同じベクトルで仕事をするほうが、
お互いストレスが少なくて済む。

つまり、新規プロジェクトに加わろうが、加わるまいが、
「彼なら、彼女なら」という信頼のもと、振り分けをしているのだ。

そして、その信頼はメンバー内に留まらず、
今協力してくれている全ての人に対してのもの。
これが僕の信念でもある。

もちろん、何のフィルターもなく全てを信頼するわけではない。
重要なのは最初の時点で【判断】することだ。

付き合うべきか、付き合わぬべきか。
付き合うと決めたら、まず信用する。
信用に足る人物だとなれば、信頼する。

今回の新規プロジェクト、隠すとか隠さないじゃなく、
昨日のブログの通り、本当に何が起こるかわからないのだ。
ほとんどが、その場の発想。その時間までなかったアイデアだ。

だから何もかも隠しようがない。
信用、信頼を大切にしている僕にとって、
あの一言はこれまで仕事をしていて最も嫌なことだった。



発言その2 「もっとバランスよくしなきゃ」

会議で部長が言った言葉、一瞬何を言っているのかわからなかった。
どうやら、新規プロジェクト含め、僕たちの営業状況に物申したいらしい。

だが、現在のこの状況、年初に僕が部長に今年の計画を申し出て、了承を得たものだ。
年間を通して、この時期にはこうしたい、と伝えている。

この状況、ブログのみ見ている読者には伝わりにくいが、料理に例えてみよう。

1人の料理人がカツカレーをつくる場合、
カレーは前もってつくっておいても大丈夫だが、
カツ(に限らず揚げもの)は揚げたてがいい。

最も効率がいいのは、カレーを事前につくっておく、
注文を受けたらサラダを出し、その間にカツを揚げる。
サラダを食べ終わる頃、カツカレーを出し、その後デザートの注文を待つ。

僕の計画で言えば、1人が一時にあれもこれもやるよりも、
時期ごとにターゲット選定、アプローチ方法などシフトさせていったほうがよい
と考えたスケジュールを組んでいる。

しかし、部長は注文を受けた瞬間、カレーはそんなに煮込んでいいのか、
カツは揚がってないけど大丈夫か、サラダやデザートは必要があるのか、
と言っているようだ。


景気が悪くなり、僕らの業界にとって決して楽とは言えないこの環境。
昨年、メンバーは心身ともにすり減らしながら、やっとの想いで数字を作ってきた。

市場は僕らだけのものではない、今年、競争はもっと激しくなる。
ならば、昨年と同じ事をしていても、同じ成果すら出るはずがない。

だからやり方を変えて臨んでいるのに、
これでは割った卵を「やっぱりゆで卵にしろ」と言われているようだ。

しかも、「バランス」という言葉を使う割には、どうバランスを取るかまでの考えがない。
いつしかブログに書いた、実体がないのに全てをまとめてしまう便利な言葉【バランス】。
これで、全てを表現したかのように振舞うのは最大の怠慢ではないか、と僕は思う。

そして、最後に「このままじゃ年末の評価がやばいよ」と評価の話。
尻を叩くより、希望を見せるマネジメントを僕はしたい。


ここで書くべき話じゃないかもしれないが、僕は昔からこう思っている。
人は自分がやっていることが、そのまま自分に返ってくると。
例えば、悪口を言う人が、悪口を言われているように、
疑う者は疑われる者であり、評価する者は評価される者である。
自分に接するように、他人にも接するのが一番じゃないだろうか。



その昔、日本中で国を奪い合う時代があった。
そう、それは戦国時代。

武将たちは、領土の拡大と安定を考える。
自ら戦場に出ることもあれば、町人・農民の声に耳を傾けることもある。
当然、家臣や兵士達の士気にも気を遣う。

しかも、それを明日滅亡するかもしれないギリギリの中でやってのける。
名実ともなってこそその地位に君臨できる(ともなわなければ滅亡しかない)。

自ら戦い、その経験で戦略・戦術を立て、必要であれば同盟を結び、
家臣や兵士を奮い立たせ、町民・農民を慈しむ。

目標は、部長より武将だ。

小林もとき


(本日のつぶやき)+++++++++++++++++++++++++++++

学ぶことで世界が広がる、そのことを示せる大人が周囲にいない子供に、
学習意欲を求めるのは難しいと思う

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今週は大きな提案があるので、次回更新は早くても木曜日です。

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できる大人たちの障害物競走

 「ねえパパ、ここに当たったのに、こっちにきた!」
今日の午前2時、布団に入り隣で寝息を立てる子供の寝顔を眺めながら、
2週間前に子供が言ったこの言葉を思い出した。

5月のある土曜日、僕と子供は江の島にいた。
独特の雰囲気を持つ商店街を2人、目をキョロキョロさせて歩いていると、
子供が立ち止まり「パパ、あれは何?」と言う。

子供の指がさす先を見ると、パチンコ台が横になったようなゲーム、
「スマートボール」に熱中しているカップルがいた。

これなら子供にも簡単にできるだろうと思い、
「やってみる?」と聞くと、目の大きさを2倍にして
「うん、やる!」と店に駆け込んで席に座った。

ピンボールみたいな、縁日で「あんず飴」を買うときのゲームみたいな、
とにかく少し大きいビー玉を、はじき出して穴の中に入れれば、
新しいビー玉が出てくるというシンプルなゲーム。

まあ、そんなゲームをしながら冒頭の言葉、
「ねえパパ、ここに当たったのに、こっちにきた!」が
子供の口から出てきたのだ。

つまり、はじき出したビー玉が箱の左上に当たったと思ったら、
転がり落ちてくる間に、何回も釘に当たり、右下に落ちてくる。
何十回打ったって、同じ軌道で転がってくることはないわけだ。


さて、こんな2週間前の何気ない子供の言葉を思い出したのも、
今週の職場での出来事を振り返ってのことだ。

今週、ようやく僕の考えていた新しいことが、外に見える形で動き出した。
それは『話題のツイッターを就職活動や採用活動に取り入れてみよう』という試み。

今まではどういう使い方が考えられるか、
前例がないために結果が極めて約束できないといったリスクはどう軽減できるか、
という事を考えていたが、ある程度考えがまとまった今週、
その検証段階としてメンバーが一斉にツイッターでつぶやきを開始した。

実はこのプロジェクト、現時点で「こうなる!」と言いきれるものはない。
そもそも、昨年末に僕が考えたプロジェクトにはツイッターなんて考えはなかった。
『昨年末』と『現在』、仕組みとして共通していることは10%もないだろう。

刻一刻と変わっていく、しかも変わり方が単純じゃない。
というのも、今僕の周囲は何に対しても「できますよ」という考えを持つ
優秀で気持ち良く働ける協力者で固められている。

そしてその「できますよ」の持ち球ならぬ「持ちできますよ」が豊富なのだ。
例えばストレートに「それできますよ」、曲げて「多分できますよ」、
落として「こういう方法ならできますよ」、緩急つけて「あの人ならできますよ」。

どんな障害があろうとも、跳んだり、登ったり、くぐったり、避けたり、
時には小さい穴にカタチを変えてまで入っていったり・・・。

まるで子供の運動会の障害物競走。
そう、次から次へと障害は出てくるが、最後はゴールできるようになっている。

仕事も同様に「ゴールできる」って感じに捉えている人たちと仕事をしていると、
いつの間にか僕もその世界に引き込まれていた。

もちろん、それは根拠のない楽観的な考えじゃなく、
それだけの力を持っているからこそ、そう思えるのであって、
そう思えるのは「自分を信じているから」なんだと思う。

じゃあ、「自分を信じるには?」となると、
まずは信じられる自分に成長しなければならない。
そのためには、率先して苦労をする。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」って言葉の存在する理由が痛いほどわかる。

そんな「自分を信じている」人たちが集まると、そこには相互を認め合う信頼が生まれる。
なぜなら、「この相手となら、今の自分ができないことをできるようになれる」といった、
不可能を可能にできる可能性が高くなることをみんな知っているから。

だから、「自分を信じている人」って言うのは、傲慢ではなく実は謙虚なのかも。
自分ではできないことを一緒にやろうって素直に認められるから。

自分が周囲に与えられるものが大きければ、
それに比例して、大きなものを与えてくれる人が手を差し伸べてくれるようになる。
(当然、自分に与えられるものがなければ、手を差し伸べるメリットはありません)


思いっきりのめり込んで書いたけど、
そういう人たちと仕事をするようになってから、いろんなアイデアが生まれてくる。
「あれもできるんじゃなか」、「これもできるんじゃないか」って。

そうして、今回のプロジェクトも毎日どころか、毎時変わっているといってもいい。
それが、スマートボールのビー玉が釘に当たって右へ左へ流れるように
転がっていく様子みたいだなって思い、今日の冒頭に至ったわけだ。

結局、なるようになる、ならないようにはならない。
このプロジェクトもこの時期までにはこうしたいって言うのしか見えてなくて、
その「こうしたい」の「こう」だって、いつまでも同じとことに留まっていない。

でも、これだけは言えることが3つ。
1つ目、時間と共に洗練されていっている。
2つ目、これは今しかできないことである。
3つ目、遊びでやっているわけはない。


何をそんなに力んで書いているのか。
それは次回に。

小林もとき


【本日のオススメ】は、
本日よりツイッターで見つけた誰かの印象的な
【本日のつぶやき】に変えさせていただきます。


(本日のつぶやき)+++++++++++++++++++++++++++++

自分が一番優れていると思えるのは、他者の優れた面が見えないから。

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そういえば、5月は更新が少なかったものの、3006PVもありました。
いつもありがとうございます。大変だったけど嬉しい5月となりました。

at 22:45, ★★★職人気質のチームリーダー, 頭の中にある氷山の一角

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ジキル博士とハイド氏(相反するものを内在する)

こうしてブログを書くようになってから、
しばらく会っていない友達はもちろん、普段から顔を合わせる仕事のメンバーまで、
一緒にいるとき以外の僕を知ってもらえるようになった。

例えば普段顔を合わせている人にとってみれば
「あの時、言葉にはしていなかったけど、こんなことを考えていたんだ」
「あの時、ああ言っていたのは、こんな理由があったんだ」
というような「そうだったんだ」といった意外な気づきがある(ようだ)。

一方、しばらく会っていない人にとってみれば
「しばらく会っていないけど、まだあんなこと言ってる」
「しばらく会っていないけど、やっぱ小林だな」
というような「やっぱりね」という妙な安心感がある(ようだ)。

どちらも同じブログを読んでいるはずなのに、
「最近、変わったね〜」と言われたかと思えば「全然、変わってないね〜」と言われる。
果たして、僕は「変わったのか」、「変わってないのか」・・・。


自分では、この半年間、ものすごく突っ走ってきたつもりが、
「ハァハァ、ゼェゼェ」肩で息して、顔を上げてみたらスタートラインだった。
1wayのマラソンを走っていたはずなのに、実は200mのトラックをぐるぐる回っていただけ。

そんな、かなり走ったのに移動していない感覚とでもいうのか、
「変わってないね〜」のひと言に、「そうかなあ」と穏やかに回答しながらも、
内心は「そんなわけないよ!どこ見てんだよ!」と思ったこともあった。


でも、この1〜2週間で、それが「ちょっと嬉しいかも」と思えるようになってきた。

そう思うようになったきっかけは、先週木曜日の
僕が尊敬する映画プロデューサーとの打ち合わせの場。

神楽坂で待ち合わせ。
指定された店に向かうのだが、店名と目印を電話で言われただけなので
近くまで来たものの、すぐに店が見つからない。

するとどこからか「小林さーん、こっちこっち!」と声がする。
振り返るとプロデューサーが手を挙げてこちらに呼びかけている。

僕は近くに駆け寄り、開口一番
「あれ?、今日は何かあるんですか?」

それに対して
「いえ、僕こういう格好もできるんです」

何があったのかというと、プロデューサーの格好がいつもと違ったのだ。

いつもは業界人らしく、ジーンズにTシャツ。
冬はそれにニット帽と革ジャンが加わる。

それが、その日は初めて正装をしていたから
思わず「あれ?、今日は何かあるんですか?」と質問してしまった。
でもあっさり返ってきた「いえ、僕こういう格好もできるんです」という答え。

そう、すっごく変わって見えるけど、実は変わっていない。
でも、変わっていないけど、実はすごく変わっている。
このトリックのような感覚、それってすごいと思う。

まあ、これは服装の話なので説得力がないが、
そもそもこのプロデューサーはもっとギャップを持っていて、
「遊んでいるけど、真面目」、「強気だけど、謙虚」、「多忙なのに、いつも余裕」、
「仕事に軸足を置きながら、家族にも軸足を置く(まるでスイッチヒッター)」といった、
相反するものを1人の人間が内在している。

相手の位置に応じて、自分の位置を少しずつシフトしていけるとでもいうのか…。
あるときは本能で動く。そうかと思えば、あるときは計算しつくされた世界で動く。
どちらにスイッチが入ろうが、誰が見ても「あれは一流」と言ってしまうすごさ。

「馬鹿と天才は紙一重」って言葉があるけど、そうじゃなくて「馬鹿で天才」。
決して悪い意味じゃなくて、「何にでもなれる」といったいい意味。


こんな風に、先週のプロデューサーとの打ち合わせで
「あぁ、相反するものを持っている人ってすごいんだな」って感じて以来、
「変わっていて、変わっていない」、「変わっていなくて、変わっている」、
そんな僕はちょっとすごいのかなって思うようにしている。

もちろん、僕なんかまだまだで、その相反するものは
一流半と二流の間を行ったり来たりしているのかもしれないけど、
もっと長い時間かけていいものを吸収していくって広い気持ちで構えようと思う。


そして、いずれは相反するもの2つに限らず、異質のもの3つくらい持って、
「グーにはパー」、「パーにはチョキ」、「チョキにはグー」を出せるような人間になりたいなと。
(相手に合わせていいことばかり言って、何もできない鳩山さんにはなりたくありませんが)

まあ、とにかくトラック何周回ったかわからないけど…
結局、元いた場所に今もいるのかもしれないけど…
でも実は、ものすごい筋力がついている。

そう思うことで、なんかとても嬉しくなるのです。

小林もとき


(本日のオススメ)+++++++++++++++++++++++++++++

 イメージ先行 【 ペプシコーラバオバブ 】
 これを味にしていいのかわからいけど、飲むとわからないでもない。

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